私の一番嫌いな言葉は「時間つぶし」という言葉です。

「時間をつぶす」という言葉を辞書で調べてみると、

「暇な時間を過ごすために何かを行うこと。次の予定までの間に適当なことをすること」
Weblio 辞書

とあります。

「時間をつぶす」という言葉は、ものすごく時間を無駄にしているように聞こえます。

時間は有限です。時間は平等です。私たちがどれだけ過去をやり直したいと考えても、戻ることはできないのです。時間の支配には勝てないわけです。そんな大事な時間をつぶすなんて…と思ってしまうわけです。

愛犬の話

愛犬の話
突然ですが、うちの愛犬が5月17日の早朝に亡くなりました。彼は犬でも珍しいスキルス胃がんという病気を患ったのです。

3月に私がセブへ経つ頃は、とても元気でした。しかし、4月末に帰国する際に病気が発覚。スキルス胃がんということもありご飯も口にできません。食べたいのに食べられられない。水を飲んでも吐いてしまう。その結果、一気に体重も減ってしまいました。病院ではもう2、3日の命だと言われましたが、家族の支えもあり、そこから彼は3週間生きました。

その彼の姿を見て、もっともっと生きたいという思いが伝わりました。限られた時間を精一杯生きたわけです。

今日死んで後悔ない人生を生きているか?

今日死んで後悔ない人生を生きているか?

Anton_Ivanov / Shutterstock.com

さて話を戻します。スティーブジョブズがスタンフォード大学の卒業式でのスピーチでこんなことを言っています。

私は17歳のときに「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」という言葉にどこかで出合ったのです。それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と。「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。

 自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。なぜなら、永遠の希望やプライド、失敗する不安…これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです。本当に大切なことしか残らない。自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法です。我々はみんな最初から裸です。自分の心に従わない理由はないのです。
「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳 米スタンフォード大卒業式(2005年6月)にて

有名なスピーチです。皆さんもご存知かもしれません。このスピーチを聞いた時、内容は理解できましたが、まだまだ消化しきれないこともありました。

ただ今回、愛犬の死に直面したことで、時間は有限であり、いつ死んでも幸せな人生だったという言える生き方をしたいと本気で思いました。

命なんていつなくなるかわからないのです。あと1ヶ月もすれば私もまた1つ歳をとります。毎年毎年、時間の経過が本当に早いです。皆さんもそう感じませんか?

もう一年経ったの?と毎年年末に言っているような気がします。
このように考えると人生なんてあっという間に終わるんだろうなと思います。

これから先、時間をつぶすという感覚ではなく、一瞬一瞬を大事にして生きていきたいです。暇なんて言っている場合ではありません。自分自身の余白の時間も全力で生きます。