みなさんはTOEICの点数に興味はあるだろうか?

「TOEICは悪か善か」

そんな議論がいつまでたっても行われている日本。就職時にもTOEICの点数を英語力の判定基準にしている企業がとても多い。先日も京都府教育委員会が中学校英語教師の英語力を判定するためにTOEIC試験を実施し、信じられない結果だったのは記憶に新しい。

英語教員、TOEIC“合格”2割 京都府中学「資質」はOK?

この記事によると目標の730点以上を獲得したのは16人で、全体の2割。最低点は280点で、500点未満も14人いたという。

さて今回は、この京都府の英語教員の問題も含めて、私たちはこのTOEICについて、どう考えるべきなのか考えてみた

英語講師が730点を獲得できない問題について

TOEICの呪縛からの解放が英語上達の近道

さて冒頭でも触れた京都の中学教師の問題。この問題はとても深刻だ。まず大前提として、一般的に教師と言えば、その道のプロという認識を持つのが一般的だろう。

しかし、英語のプロであるはずの教師がTOEICで730点すら獲得できなかったのだ。TOEIC730点とは、「ある程度英語でコミュ二ケーションができる」レベルらしいが、あなたが生徒としてこの点数以下の先生に英語を学びたいと思うだろうか?

私は学びたくない。

ここでもう一つ重要なことは、この点数がTOEIC対策をしての点数なのか?対策なしの点数なのか?どうかだ。TOEICも試験なので、解答テクニックが存在する。また試験慣れというのも実際起こり得る。

手前味噌になるが、ブライチャーの生徒さんは留学後TOEIC対策なしに点数を伸ばしているし、対策なしで900点以上を獲得している人も多い。TOEICの点数を見る際は純粋な英語力(対策なし)での点数が重要なのだ。

もう一度教師の話に戻すと、英語教師で英語専門に勉強をしてきたのだから、せめてTOEIC対策なしで730点を獲得してほしいと思うが、どうだろう。

受験をした講師の中には勉強をする時間が欲しい、勉強をする環境を作ってほしいという話もあったが、それも何か違う気がする。対策をしたかったのだろうか

また最低点280点の方は何かを伝えたくて、わざとこの点数を取ったのでは?との憶測も流れているが、ちょっと理解できない行為だ。高得点をサクッと取って、伝えたいことを伝えればよかったのでは?とも思う。

対策なしで730点。それこそ教師が目指す最低ラインではないだろうか?でなければ、本当に英語を教えられる教師が不足しすぎで、これからも日本の英語教育は変わらないだろう。

小学校から英語教育を始めたのとしても何も変わらない気がする。

TOEICのみにこだわった勉強はアウトプットを遅くする。

TOEICの呪縛からの解放が英語上達の近道

さて、日本ではどちらかというとTOEICの学習をメインに英語学習をする方が多いように感じる。それは冒頭でもお伝えした通り、日本ではTOEIC自体の価値がまだまだ高いという理由もあるだろう。

点数も数値化されるので、点数が伸びれば成長したと実感しやすいのも継続学習をする上では効果的だ

またそれに伴い、TOEICを○ヶ月で200点あげますなどの、いわゆる成果コミット型の学校も増えてきている。しかし、TOEICの高得点を目的としているならこれでも問題はないが、英語を使うという視点から少しズレている気がする。

京都府の教師問題も同じで、対策せずとも点数が取れるという英語力を目指すのが重要なのだ。

さて一方で、TOEICのメリットはTOEICを通して、体系的に英語を学べることではないだろうか?曲がりなりにもTOEICは試験であり、試験で高得点を取るためにはそれなりに単語も文法知識も要求される。

そういった学習を体系的に学ぶことでしっかりとした基礎が形成されるというのは正しいと思う。高得点を獲得している人たちは確かに単語量も多い。

しかし、TOEIC高得点者でスピーキング・ライティングが全然できないというのは、これまた珍しいことではない。

TOEICのみで勉強してきた生徒さんはあまりにも会話ができない。そして書けない。

これはTOEICがこそ正義、TOEICの点数をあげることが正義と思い込み、問題集をひたすらやりこむことによって、肝心なアウトプットが伸びずに苦労するのだ。

おそらく問題集をやり込んでいる間は、気付くことはないかもしれないが、いざTOEICの呪縛から解放された瞬間、「思ってたより話せない・書けない」と絶望する英語学習者がたくさんいる。

実際ブライチャーの生徒さんでもこういった人がたくさん留学してくる。TOEIC学習だけをひたすらすることに時間を使い、点数こそ上がったがそこから「あれ?話せない?」と混迷するのだ。

何十時間もかけてTOEICの高得点のために時間を費やしていることを考えると、もっと早くから本質的な英語を伸ばす勉強をしておけばと思う。

英語はとにかく読む。書く。そして使って覚える。

TOEICの呪縛からの解放が英語上達の近道

英語学習で大事なのは、土台である読み書きをひたすら行う。そしてこの書くの時にできるだけ新しい表現を使う。それを繰り返し行えば、話しでも新しい表現をどんどん使えるようになる。

あとは、以下の記事にも記載があるが、実際使って、間違えて、と繰り返し繰り返し行い、そして、それこそ使ったシーンと一緒に覚えることで、言葉の語感まで覚えることが可能なのだ。

ダライ・ラマ、ザッカーバーグ…私が世界の超大物たちの同時通訳を務めるまで

私はそれで英語を覚えた。もちろんまだまだだが、英語を使って仕事をしている。

そして、この学習法を取り入れたのがBrightureだ

今回の問題を踏まえて、改めてTOEICは対策なしでも高い点数が取れるか?が重要だと思う。そして TOEIC対策だけの英語学習は時間が無駄とまでは言わないが、本質からはズレたものになるのではないだろうか

私が経営しているBrightureはこちら

banner_brighture