「一緒に音楽やろう」と中学3年生の文化祭で声をかけられたことがきっかけで始めた音楽。結果、私は21歳まで音楽をすることになるのですが、なぜ私はこの音楽をやめたのでしょうか?

中学3年生までは野球少年だった私が、野球の高校推薦を断ってでも始めた音楽。
「別にやりたいことができたんだろ!」
「単に素質がなかったんだろ!」

と様々な意見はあると思いますが、もう少し本質的なことが理由でやめました。今回はこの想いを共有することで、少しでも皆さんのためになったら幸いです。

ストリートミュージシャンをやり続けた高校時代

ストリートミュージシャンをやり続けた高校時代
高校生になり、私はアルバイトと音楽だけをやる生活が続きます。
経営者の俺がアルバイトの面接に落ちまくった話

学校には社長出勤のように毎朝遅刻。朝7時に起きられないとその日は休むなど、ひどい生活態度でした。余談ですが、高校は留年などせずギリギリ卒業はしています。月・水・木・日とストリートライブを関西の主要駅で行っていました。そして、毎週見に来てくれるお客さんもでき、順調に音楽での道が開けてきます。

音楽を全く聞かないミュージシャン

音楽を全く聞かないミュージシャン
音楽をしている人は基本的に音楽が好きだと思います。そして、音楽を聴くのも好きなため、色々なジャンルの音楽も知っています。しかし私はというと、音楽を全く聴きませんでした。唯一聞いたのが、皆さんもご存知のMr.Childrenだけです。それ以外は頑張って聴こうと挑戦するも、途中で諦めてしまうほどでした。周りからも信じられないと言われるほどです。

ミスチルではしるしが一番好きでした。
「俺は本当に音楽が好きなのか?」実はそう思うことも多々ありました。

新聞掲載、そしてテレビ出演

中学3年生から始めた音楽をやめた理由
高校3年生の頃に運良く、新聞記者の方に取材をしてもらいました。そして、その記事には私が音楽の道へ進むから、大学進学はしないなどの決意表明のほか、私たちのグループの紹介が少しされました。

またその後には、ストリートミュージシャンをメインに取り上げるテレビ番組に出演しました。順風満帆だと思っていましたが、やはり自分の中で「本当に音楽が好きなのか?」という想いは常にありました。

相方失踪で解散。そして……

相方失踪で解散。そして
19歳になってさらにライブ活動なども精力的に行っていました。しかしある日、突然相方がライブ会場に来なくなったのです。そしてそのまま連絡がつかず。その後、月日が流れ一度再会はしますが、結局グループは解散しました。

解散した時に出した決断が、「とりあえず一人でやろう」でした。個人名でソロとして活動を始めたのです。そして約1年活動した結果、以前から思っていたことがついに爆発します。「音楽が好きで、音楽をやっていたわけではなかった。」

人から与えられた夢は継続できない。

人から与えられた夢は継続できない。
そして気づいた後に、「野球も音楽も人から与えられた夢だった」ということにも気づきます。野球については、父親から与えられた夢であり、音楽という誘惑を見つけて、すぐにやめました。そして、音楽を始めた理由も「格好いい」という理由からで、その後相方から「音楽をやろう」と言われただけです。

要は、二つとも与えられた夢だったということです。

結局、人から与えられた夢は、何かの誘惑と出会うとその度にぶれてしまいます。そして、諦めるのも早くなります。

ぶれない夢は自分で見つけるしかない

ぶれない夢は自分で見つけるしかない
私は今ぶれない夢を持っています。これは自分自身が見つけた夢なので、決してぶれることはありません。この点はとても大事なことです。しかし、もう一つ忘れてはいけないのが、夢があるから素晴らしいというわけではないということです。今回伝えたかったのは、私の経験から、「与えられた夢はぶれてしまう。自ら見つけた夢はぶれない」ということです。