フィリピン留学が注目されている昨今、みなさんも英語を取得するために留学に行こうと考えているのではないでしょうか?

しかし、みなさんはフィリピン留学についてどのくらい詳しいでしょうか?ただ単に注目されているからといって、安易に学校を選択し、留学するのはとても危険です。

フィリピン留学で失敗しないためには、必ず事前にしっかりと情報を仕入れるべきです。

フィリピン留学の情報は色々なwebサイトにありますが、なかなかどれを信じていいかわからなくなりますよね。

ということで、今回はフィリピン留学を生徒として経験し、その後語学学校を立ち上げたわたしが、フィリピン留学の全貌についてお伝えします。

フィリピン留学に行く前は必ずチェックしておいてください。

目次

フィリピン留学の歴史

フィリピン留学の歴史

フィリピン留学は最近になってとても注目されていますが、実は10年以上前からこのような語学学校がフィリピンにあったのです。

まずはフィリピン留学の歴史を理解しましょう。

韓国資本の語学学校

フィリピン留学は、約15年前に韓国系資本の学校が進出しました。進出した理由は、

1、フィリピン人の英語力の高さ
2、圧倒的にコストが安い
3、フィリピンまでアクセスが良い
4、韓国は英語への危機感が強い

という理由が挙げられます。

フィリピン人の英語力の高さ

フィリピンの母国語は、タガログ語・セブアノ語など約170語の母国語が存在します。つまりフィリピン人にとっては、わたしたち日本人と同じで、英語が第二言語なのです。

しかし、フィリピンでは英語が公用語で使われているため、多くのフィリピン人が英語を操ります。

その証拠に、2012年に実施されたGlobal English社(アメリカ)の調査結果によると、フィリピン人がビジネス英語運用能力世界第1位になっているほどです。

アメリカを抜いて1位はすごいですね。こういったフィリピン人の英語力の高さに注目し、韓国人がフィリピンで語学学校を始めたのです。

フィリピン人のコストが圧倒的に安い

フィリピンは、日本に比べて圧倒的に人件費が安いです。

フィリピン留学の講師たちの給与は、9,000P〜20,000Pが相場で、これを日本円に換算すると、19,800円〜44,000円ほどとなっています。※1P=2.2円で計算 2017年7月

これほど安くフィリピン人を採用できるので、アメリカ・イギリス・カナダといった国よりも圧倒的に安い授業料を提供することが可能です。

また、これらの国とは違い、多くのクラスがマンツーマンレッスン形式で授業を提供しているのが特徴です。

これは、フィリピン人のコストが安いため、実現できるものです。

韓国から近い

フィリピンは、韓国からのアクセスも良いです。韓国の仁川空港からフィリピン・セブ島にマクタン空港まで約4時間30分で渡航ができます。

たった、4時間30分で英語留学できるのは韓国にとって、とても好都合です。

そういった地理的利点もあり、多くの語学学校がフィリピンに進出しました。

韓国は英語への危機感が強い

韓国は英語への危機感がとても強い国です。日本よりも受験事情が厳しくトップスクールに入学できないと、大手企業に就職できません。

また、このような大手企業に就職するためには最低でもTOEIC900点以上が求められます。

そのため、韓国人の親御さんはとにかく子供たちに英語を勉強させます。

当然、アメリカ・イギリス・カナダなどに語学留学に行く人たちも多くいますが、安くて近いフィリピン留学を選択し、子供たちに英語を勉強させます。

こうした背景から、韓国資本のフィリピン語学学校が増加していきました。

こういった4点の理由から韓国資本の語学学校が増えたわけですが、特に「1-1-4」の理由から韓国の学生がフィリピン留学をするケースが一般的です。

そのため、韓国系は子供たちに規律を守らすために、スパルタ式(門限や外出禁止など)の学校が一般的でした。

まとめると、韓国系の学校は学生が多く、スパルタ式の学校が多いというのが特徴です。

日本資本の語学学校

では日本人資本の語学学校はどうでしょうか?日本人資本が本格的にフィリピンの語学学校に進出したのは、今から約6年ほど前です。

彼らがフィリピンの語学学校に進出した理由は簡単で、「韓国資本の語学学校のやり方が合わなかった」ということです。

先ほどもお伝えした通り、韓国資本の語学学校は、スパルタで学生向けが多いのが特徴です。

それに加えて、食事も当然韓国料理が中心となるため、日本人の口には合わないということも大きな原因です。

韓国資本の語学学校にフィリピン留学した日本人が、こうした不満を解決するために、作ったのが日本資本の語学学校と言われています。

日本資本の語学学校は、スパルタ系に比べてゆるく、学生だけではなく社会人をメインに受け入れている学校が多いです。

また食事も日本食を提供している学校も多く、日本人なら、日本資本の語学学校のほうが肌に合うでしょう。

フィリピン留学のレッドオーシャン時代

さて、こんなフィリピン留学ですが、フィリピン全土に500校以上の学校があると言われています。

要は、すでに飽和状態になっており、お客さんの取り合いをして倒産する学校などもちらほら出てきています。

また韓国資本の学校も日本資本の学校と提携し、韓国人だけではなく、日本人の生徒を取り組もうと学校運営スタイルを変更しています。

そして、日本人・韓国人以外の国籍(台湾人・中国人・ロシア人など)の生徒も積極的に取り組むようになりました。

まさにフィリピン留学業界は戦国時代なのです。

フィリピン留学エージェントについて

フィリピン留学エージェントについて

フィリピン留学を申し込みをする場合

フィリピンの語学学校へいざ申し込もうとした時に、みなさんの選択肢は2つあります。それは、

①フィリピン留学エージェントを使う方法
②学校に直接申し込みする方法

です。

では、どちらの方法がいいのでしょうか?

その答えは、フィリピン留学エージェントの業務を知ることで見えてきます。

エージェント経由の申し込み

フィリピン留学エージェントとは、多くのフィリピンの語学学校からあなたにあった語学学校を紹介してくれる会社です。

フィリピンの語学学校と各エージェントが業務委託契約を結び、契約している語学学校を紹介してくれるのです。

一見とても便利に見えますが、注意が必要です。

①全ての語学学校を紹介してくれるわけではない
②紹介手数料が高い学校を優先的に紹介する可能性がある
③学校のことを詳しく知らない

一つずつ見ていきましょう。

①全ての語学学校を紹介してくれるわけではない

冒頭でもお伝えした通り、フィリピン留学エージェントは業務委託契約を結んだ語学学校を紹介してくれます。

そのため、契約をしていない語学学校を紹介することができません。

わたしが経営しているBrighture English Academy は、こういったフィリピン留学エージェントと一切取引をしていません。

つまり、どのフィリピン留学エージェントもわたしの学校を紹介できないのです。

エージェント任せの学校を選びをしてると、こういった学校を紹介してもらえることはありません。

②紹介手数料が高い学校を優先的に紹介する可能性がある。

フィリピン留学エージェントは学校から紹介手数料をもらって利益を得ています。そして、この紹介手数料は各語学学校によってまちまちです。

だいたい、授業料の20%〜40%が、留学エージェントが受け取る紹介手数料だと言われています。

例えば、授業料300,000円であれば、60,000円〜120,000円の手数料となります。

これを見てもわかる通り、手数料の割合が高い学校のほうが、フィリピン留学エージェントも紹介したいと思うのが普通です。

つまり、エージェント任せの学校選びをすると、紹介手数料が高い学校のみ紹介される可能性があります。

③学校のことを詳しく知らない可能性がある。

フィリピン留学エージェントは、契約をしている語学学校に常駐しているわけではありません。

そのため、学校のことを100%理解できないのです。どの学校も日々進化をしています。カリキュラムを変更したり、運営方法を変えたりしているのです。

このような日々の変化を、エージェントがリアルタイムでキャッチするのは、なかなか至難の技です。

その結果、お客さんに学校を紹介する際に、こういった細かな内容を伝えられない可能性が出てきます。

よくあるトラブルとしては、「フィリピン留学エージェントが言っていた内容」と「学校側が提供している内容」が違うということです。

エージェントを利用する際には、こういったトラブルがあることも理解しておきましょう。

学校側へ直接申し込み

学校側へ直接申し込むことによってのメリットは、

①学校と直接やりとりができるため、気になる点を詳しく聞くことができる
②学校とのやりとりを通して、学校側の姿勢が事前にわかる

という点です。

①学校と直接やりとりができるため、気になる点を詳しく聞くことができる。

学校と直接やりとりできることによって、学校のことを理解した人から直接回答をもらうことが可能です。

これは先ほど述べたエージェントとは逆で、学校に常駐している人間・学校のことを知っている人間が対応してくれるため、細かな質問にも答えてもらえます。

逆に細かな内容に回答できない学校は危険です。スタッフ教育ができていない可能性があるので注意しましょう。

また、回答された内容は学校側が発信している内容になるので、言っていたことと違うというトラブルも避けることができます。

②学校とのやりとりを通して、学校側の姿勢が事前にわかる

学校と直接やりとりをすることで、学校側の姿勢がわかるのも大きなメリットです。

ほとんどの場合、学校とはメールでやりとりを行います。例えば学校のメールの返信が遅いなどマイナス要因がある場合もありますし、とても迅速な対応してくれたということもあるでしょう。

要は、連絡を通して学校の運営の質を確認することができるのです。

学校はあなたが実際足を運ぶ場所です。また、フィリピン留学をした際に、必ず関わるスタッフでもあります。事前に学校側の姿勢を見れるということは、とてもメリットがあるのです。

どのように申し込むべきか?

では、エージェントを使うのか?それとも学校に直接申し込むのか?どちらのほうが良いのでしょうか?

答えはどちらでも大丈夫です。

しかし、注意点があります。それは、「必ず自分で学校を探そうという意識を持つ」ということです。

フィリピン留学エージェントを利用した場合の注意点でもお伝えした通り、エージェントも全ての学校を取り扱いしていません。また紹介手数料の違いで紹介する学校を変えている可能性もあります。

しかし、もしあなた自身が「自分で学校を探そう!」という意識を持っていれば、紹介された案件を鵜呑みするのではなく、自身でしっかり学校を調べようとするはずです。

全て他人任せの姿勢で学校を探してしまうと、間違った学校選びをしてしまう可能性が高まります。

ですから、フィリピン留学エージェントを使ったとしても、必ず自分で学校を探そうという意識をしっかり持ってください。

この意識だけで大きく学校選びが変わります。

わたしならフィリピン留学の学校選びはこうする

わたしがもし生徒として、フィリピン留学をするなら、留学エージェントを使いつつ、自分でもインターネットで学校を検索します。

その理由が2つあります。

①エージェントを利用すると多くの情報を一度に大量に仕入れることができるため
②エージェントが紹介できない学校などで自分にあった学校がないか調べることができるため

一つずつみていきましょう。

①エージェントを利用すると多くの情報を一度に大量に仕入れることができるため

何度もお伝えしている通り、エージェントはたくさんの学校情報を持っています。そのため、一度問い合わせをすることで、多くの学校情報を仕入れることが可能です

フィリピン留学の学校は500以上あるとお伝えしました。ですから、自分で全て探すのはかなり大変です。

ですからエージェントを利用し、多くの学校情報を仕入れるのは、それなりに価値があるのです。

エージェントが紹介できない学校などで自分にあった学校がないか調べることができるため

しかし、他人本位での学校選びは失敗の元です。要はエージェント任せの学校選びをするのは良い手段とは言えません。

先ほどエージェントから仕入れた学校一覧を使い、自らも学校をチェックします。

そして、気になる学校が見つかったら、直接問い合わせをしてもいいでしょう。そうすることで、学校からも直接情報を仕入れることができます。

フィリピン留学のビザのお話し

フィリピン留学のビザのお話し

フィリピンに渡航する際にビザは必要なのでしょうか?答えは必要ありません。このビザについて詳しくみていきましょう。

フィリピン留学で必要なビザ

フィリピン留学では、フィリピンに入国してから30日以内で出国する場合、特別なビザは必要ありません。

ですから、30日以内に留学を終える方は特に手続きをする必要はないのです。しかし、30日を超えて滞在する場合、ビザの手続きをする必要があります。

またビザについては必ず申し込みをした学校側から学校のしおりなのでアナウンスがあるはずです。

ビザ手続きに関しても同じです。ほとんどの学校が代行してくれます。生徒はビザ手続きの費用を学校に渡してしまえば、全て済みます。

簡単ですね。

フィリピン留学の学生が取得しないといけないSSP

フィリピン留学する全ての学生は、必ずSSPを取得しなければいけません。

こちらは、Special Study Permitの略で、フィリピンに語学学生として入国している証拠になります。もしこのSSPを持たずに勉強をしていると違反になります。

こちらのSSPも、同じく学校側が手続きをしてくれます。もしSSPの手続きをしない学校は違反をしている学校ですので注意してください。

SSPの値段は6,500P、日本円で約14,300円です。

ACR-Iカード(外国人登録証)について

ACR-Iカードとは外国人登録証と言われるもので、大きさはクレジットカード程の大きさです。

そして、このACR-Iカードは、フィリピンに59日以上滞在する全ての外国人が申請しなければいけません。(留学・観光などの滞在目的に関わらず申請が必要)

フィリピン留学をされる方は、8週間(56日間)までの滞在であれば申請の必要がありません。ただし、8週間を超えて留学する方、または8週間で卒業後フィリピン国内を観光する方は申請の必要があります。

費用については、50ドル+500Pとなっており、為替レートによって大きく変動します。

申請については、SSPやビザ同様、学校側が行ってくれますので、心配する必要はありません。

フィリピン留学にかかる費用

フィリピン留学にかかる費用

授業料はどのくらい?

フィリピン留学の授業料ですが、当然学校によって大きく異なります。一番大きな理由は、宿によっての金額変動です。

授業料の価格が安い学校は確実に宿がよくありません。反対に高い学校はそれなりの宿です。

しかし、残念ながらフィリピンですが日本クオリティを求めると痛い目にあうので、あまり期待値を高めないようにしましょう。

授業料の平均は4週間で20万円以下です。ここを一つも基準にしてみてください。

現地支払い費用について

フィリピン留学では現地で支払う費用があります。それが前述したSSPやビザなどの申請費用です。

4週間の留学の場合、SSP費用 実費光熱費 宿舎デポジット 教材費用などが挙げられます。※学校によっては、実費光熱費や教材費などがない学校もあります。

これらの金額を合計すると、だいたい30,000円弱となります。現地支払い費用として35,000円程度見込んでおけばお釣りは来るはずです。

フィリピンでの生活コストは?

フィリピンでの生活コストですが、こちらも当然、生活の仕方によって大きく異なります。

一般的にはフィリピンの生活コストは、日本の1/5程度の金額で生活できると言いますが、わたしは3年ほどフィリピン・セブ島に住んだ経験から日本の生活の6掛けくらいかと思います。

というのも、日本人がある程度満足した生活をする場合、外食する際でもそれなりのレストランに行く費用があります。そうなると日本のレストランと大きく費用が変わりません。

目安としては、およそ1週間に1万円ほどあれば無理なく生活は可能です。4週間のフィリピン留学の場合は、40,000円。少し贅沢したい場合は50,000円ほど見込んでおきましょう。

フィリピンまで航空券の金額は?

フィリピン・セブ島には多くの飛行機が離発着しています。フィリピン留学の生徒が主に利用する航空会社は以下が挙げられます。

①フィリピン航空
②セブパシフィック
③バニラエアー

フィリピン航空の場合、成田空港・関西国際空港からセブ島の直行便があり、往復でだいたい65,000円前後です。

セブパシフィック・バニラエアーは成田空港のみ直行便があり、こちらの航空会社はLCCのためフィリピン航空よりも安く航空券が販売されています。

そして、たまにプロモーションセールが行われ、片道5,000円などの格安チケットも販売されています。

安く行く場合は、セブパシフィックかバニラエアーを利用しましょう。

フィリピン留学の渡航前準備

フィリピン留学の渡航前準備
フィリピン留学に行く前に必ず準備しておくものはあるのでしょうか?答えは、当然あります。

フィリピン留学で持って行くべきもの

フィリピンではほとんどものが購入できます。例えば生活用品。シャンプーや石鹸などもスーパーで購入できますし、服もユニクロもあるので購入が可能です。※おしゃれな服装があるかは不明です。

ですが、フィリピンの生活、特に食生活が不規則になりがちです。野菜があまり取れないので栄養が偏りがちになります。

そこで、日本からサプリメントなど栄養を補完できるものを持ってくることを強くオススメします。

フィリピンの治安の話

フィリピンの治安の話

フィリピン留学をする際、みなさんがとても気になる治安の問題。正直言って、日本に比べて安全とは言えません。

フィリピンでは軽犯罪が発生する確率が高く、スリの被害にあう留学生が多いです。よくスリにあうのが、スマホです。また財布をスられる方もいます。

フィリピン・セブ島の危険なところ

当然、フィリピン・セブ島でも行ってはいけない場所があります。それは、ダウンタウンと呼ばれる地域や、夜間の繁華街です。

順番にみていきましょう。

ダウンタウンエリア

ダウンタウンエリアでもコロンストリートという通りは、娼婦などが多く、ドラッグの密売人がいたりと、かなり危険な地域です。特に夜は相当危険です。

こういった地域にあえて行くことはないとはおもいますが、面白半分で行き、被害に会う方もいます。

マンゴーストリート

クラブ・バー・ゴーゴーバーなどが多く、夜になるとたくさんのフィリピン人や外国人が集まる地域です。

そして、こういった繁華街は犯罪発生率が非常に高いです。先ほどお伝えした、スリなどの被害に加えて、見知らぬフィリピン人に声をかけられ、どこかに連れて行かれるという被害も出ています。

特にフィリピン留学にきている学生は、勉強の疲れを発散する目的で、マンゴーストリートに来ます。そして、お酒を飲んで楽しむわけですが、当然トラブルに遭遇する確率は高まるのです。

安全を確保するために行う行動とは?

自分の安全を確保するためには、当たり前のことを守るということです。行ってはいけない地域にあえて足を運んで被害にあったり、やってはいけないことをやって被害に会う方がとても多いのです。

先ほどからお伝えしている通り、留学にくることでハメを外す学生も多くいます。また当然勉強をすることでストレスがたまります。そして、こういった状況が一番危険なのです。

ほとんどの学校が安全確保のために、やってはいけないことをアナウンスをします。しかしそれを守らない留学生がトラブルに遭遇します。

学校側から注意があったことは絶対に守ってください。そうすれば安全な生活を過ごすことができます。

まとめ

まとめ

フィリピン留学をする際に理解しておかなければいけないことをまとめてみました。これから随時更新をしていきますので、お楽しみに。

フィリピン留学について、質問がある方は気軽にメールください。