「特技もなければ、頭がキレる人間でもない。夢もない。やりたいことなんてない。この先どうすればいいのだろうか。」

誰もがそんな不安を抱いたことはないだろうか?

将来が不安でこれからどうしていけばいいのかわからない。別に自分のやりたいことも見つからない。

私も皆さんと同じように、これからの将来に不安を感じていた。そう、それは28歳の頃だ。当時、私は21歳で就職した不動産の管理会社で働いていた。しかし、不動産管理というのはお世辞でも華やかな業種とは言えない。

雑用が多い仕事で、業界では避けられる仕事の一つとも言われている。「滞納者の督促」「トラブル・クレームの対応」そんな言葉を聞いて、好んでこの業界に飛び込んでくる人は少ないだろう。

フィリピン起業物語
※ベランダに侵入した鳩と戦う俺

私の場合、救いだったのが、「仕事とは何なのか?」「将来はどうあるべきか?」などを考えさせてくれる会社で、成果をあげれば好きなことをさせてもらえた会社だったという点。

そういった経緯から、これから自分がどうあるべきか?もその頃から日常的に考えていたのだった。

フィリピン起業物語
※人生を悩んでいた頃の写真。本当に悩んでいたのか?という質問は受け付けません。写真右

しかし、考えれば考えるほど、明確な答えが思い浮かばない。結局、行き着く答えは、「このままこの仕事を続けていくのだろうか?」などネガティブなことばかり。

別に仕事に不満があったわけではない。仕事自体はやりがいもあったし、これからも不動産管理業界をよくしていきたいという気持ちもあった。しかし、結局何をしたいのかわからないという葛藤を日々抱いていたのだ。

大学を卒業してからの虚しい気持ち

フィリピン起業物語

実は私は仕事をしながら大学に通っていた。私が通っていた大学は大前研一氏が学長で、「グローバルで活躍できる人間を育成する」というコンセプトの学校である。当然、私もその想いに共感し入学を決意。

仕事と学業を両立させるのはそんなに簡単なことではなかったが、なんとか4年で無事卒業することができた。卒業したのは2014年3月である。

しかし、この大学を卒業したあと、自分の目指す方向が定まらなかった。なんとなく海外の大学院でMBAの勉強をしようかな?と思っていたが、英語が大嫌いだった。ましてや当時海外に旅行ですら行ったことがなかった私が海外の大学院でMBAなんて。と鼻で笑われることだってあった。

余談:ちなみに飛行機にも1度しか乗ったことがなく、それが高校時代の修学旅行の時であり、行き先は山形県であった。修学旅行なのにスキーがメインだった。

「悔しい」

と心の底から思った。他人は何か挑戦するときに、「応援してくれる人」と「足を引っ張る人」がいる。「無理だ無理だ」という人は基本的後者の人間なので、この時こうした人とはきっぱり付き合いもやめた。

特に英語に関しては、全然できなかったため「英語もできないのにどうするわけよ」なんて言葉も浴びせられたことを覚えている。

とりあえずフィリピン・セブ島へ留学しよう

フィリピン起業物語vol1

2014年4月。大学を卒業して、仕事と学業の掛け持ちから解放された私は早速英語の学習に集中した。朝5時に起床し、英語を勉強。仕事終わりにも英語の勉強と英語漬けの日々送ったのだ。

そんなある日、たまたま英語学習のことについてネットサーフィンをしていると「フィリピン・セブ島で英語留学」というなにやら魅力的な文字を発見したのだった。そのサイトによると、フィリピンは英語が公用語で、英語力が非常に高い。そして、今そのフィリピンのセブ島で英語留学できるというのである。

中西佑樹
「これはおもしろい。英語も勉強できるし、初海外だ!パスポートもゲット!」

昔から意思決定だけは早かった私は、早速申し込むことにした。

私がフィリピン・セブ島留学をする理由は二つあった。

1つは、当然のことながら「英語力の向上」である。留学に行けば英語はすぐにマスターできると思っていたので、この留学でMBAに留学するための英語力は習得したのも当然!なんて思っていた

そして2つ目は、「海外を経験する」ということである。先ほどもお伝えしたように、私は海外に一度も行ったことがなかった。よく日本人が海外に行くと、「やっぱ日本は最高や!」という言葉を耳にする。

私の友人も例外ではなく、「日本は最高だ!」と言っていた。「海外かぶれしやがって!」なんて思ったが、内心はその海外かぶれというものに若干の憧れもあったのだ。また、海外に行くことで世界が広がるという言葉もよく耳にしていたので、やはり人生一度くらい海外に行かないとなぁ。と考えていた。

そして、2014年5月。人生初の海外・そして英語学習をするためにフィリピン・セブ島留学へ向かったのだ。しかしこの時、誰がこのセブ島という地が、自分の人生を大きく変えることになると予想しただろうか。

フィリピン起業物語Vol.2に続く

色々な人は交流したいと考えています。ぜひ中西佑樹に興味がある方ご連絡ください。