1.英語学習が継続できないのはどうして?

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英語学習を継続できない理由は簡単です。英語が伸びたと実感できないからです。
色々な学習法を試しても伸びたと感じることができない。だから継続できないのです。

一つ質問をします。

Q:あなたが英語を伸びたと感じる時ってどういう時ですか?

この質問に多くの方が以下の回答をします。

A:スピーキングができるようになったとき

裏を返せば、ほかのスキルが伸びていてもあまり成長を実感しないのです。

このような現状のなか、スピーキングを伸ばすアプローチをせず、多読などのリーディングを伸ばすアプローチだけしていれば、スピーキングが伸びず英語が伸びたという実感を持てないのです。

そして不安になります。

質問者の写真
このままこの学習をしていていいのか?

と。

TOEICも同じです。TOEICを勉強してもスピーキングができなければ英語が伸びたとあまり実感できないのです。

結局、伸びたと感じられないものは継続できません。しんどいだけです。

精神衛生上よくないのです。

ではここからどのように学習すべきはお伝えします。

2.まずは英語4スキルの関係性を理解しよう

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英語スキルは主に4つあります

「ライティング リーディング リスニング スピーキング」

まずは質問です。

①リーディングと他スキルの関係性

Q:読める文章は、聴くことができますか?
多分できない

Q:読める文章は、書くことができますか?
できない

Q:読める文章は、話すことができますか?
できない

②リスニングと他スキルの関係性

Q:聴ける文章は、書くことができますか?
できない

Q:聴ける文章は、読むことができますか?
たぶんできる

 Q:聴ける文章は、話すことができますか?

できない

③ライティングと他スキルの関係性

 Q:書ける文章は、読むことができますか?
できる

Q:書ける文章は、聞くことができますか?
音が聴けるか不明

Q:書ける文章は、話すことができますか?
100%ではない

④スピーキングと他スキルの関係性

Q:話せる文章は、書くことができますか?
できる

Q:話せる文章は、読むことができますか?
できる
Q:話せる文章は、聴くことができますか?
できる

実は、スピーキングだけが全てのスキルに繋がっているのです。話せる文章は全部できます。

※スピーキングできる文章は全てのスキルでできる。

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要は、スピーキングを伸ばすことが一番手っ取り早い。しかも精神衛生上よく学習も継続できるのです。

3.4スキルはそれぞれ頭の使い方が違う


以下がそれぞれのスキルを行う時の頭の使い方です。

✔︎ライティング 
「アイデア→言語化→書く」

✔︎リーディング 
「文字を目で認識して→理解する」

✔︎リスニング 
「言葉を耳で認識して→理解する」

✔︎スピーキング
「アイデア→言語化→話す」

それぞれ頭の使い方が違うとわかると思います。
例えば、多読を行った場合、

「文字を目で認識して→理解する」

上記の頭の使い方をひたすら訓練していることになります。そのため一切スピーキングの頭を使っていないのです。これではスピーキングは直接的に大きく伸びません

多聴を行った場合、

『言葉を耳で認識して→理解する』

上記の頭の使い方を訓練します。

こちらも一切スピーキングの頭を使っていないので、スピーキングが直接的に大きく伸びません。

<こんなことよくありませんか?>
読んだり・聴いたりしてるけど、全然英語が伸びた気がしない。
伸びないので、この学習を続けてていいか不安だ。

その理由は以下2つ

①そもそもスピーキングの頭の使い方をしていないので、スピーキングが大きく伸びていないから
②スピーキング伸びていないので、精神衛生上よくない。だから不安になる。

4.覚えたという定義を見直そう

Little girl lying on floor and reading book
ではどうやってスピーキングを伸ばせばいいのか?
その前に「覚えた」という定義を見直す必要があります。

例:文法

I have a friend (          ) works for Brighture.

A.who
B.which
C.where
D.whom

この問題わかりますか?
多くの方が答えられるはずです。答えはAです。これは関係代名詞の主格の問題です。

しかし、この問題を解けるにも関わらず、関係代名詞の主格を使ってスムーズにスピーキングができる人がとても少ないのです。

理由は簡単です。

覚えたという定義がそもそも間違っているから。

学校でやってきた勉強は「関係代名詞の問題が解けた」という時点で「覚えた」と考えます。
しかし、本来の「覚えた」は「関係代名詞をスピーキングで使えるか?」にあるべきです。

もう一つの事例:単語

単語も同じように、

✔︎単語を見て→意味がわかるか?
✔︎意味を見て→単語が書けるか?

上記を覚えたかどうかの定義にしています。

しかし、これは「意味がわかったか?意味を見て単語が書けたか?」のチェックをしてるだけです。

本来は「その単語をスピーキングで使えるか?」が覚えたの定義であるべきです。

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<こんなことはよくありませんか?>
単語帳で見たら意味はわかるけど、実際スピーキングでは全然使えない。
これは、まさに覚えた定義が間違っていることが原因です。

要は本来「使えた」が覚えた定義であれば、使えていない単語は覚えていないということです。

5.「使える」にアプローチする勉強法

ではどのように単語や文法を「使える」ようにするのでしょうか?実は「使える」にアプローチする勉強法はとても簡単です。

「スピーキングの頭の使い方で、すべてを覚えればいいだけ」です。
※「スピーキング:アイデア→言語化→話す」

例:文法
先ほどの文法の問題をもう一度見てみましょう。

I have a friend ( ) works for Brighture.

A.who
B.which
C.where
D.whom

この問題も問題を解くのではなく、「関係代名詞の主格」を使って、スピーキング「アイデア→言語化→話す」を行ってください。

要は「関係代名詞の主格」を使って、文章を作ればいいのです。

I have a brother who likes baseball
I am planning to meet a friend who can speak English

など、なんでもいいので「関係代名詞の主格」を使ってたくさん文章を作ってください。

この際、文章を書くのはやめてください。必ず口から出してください。

「書く」をすると、「ライティング アイデア→言語化→書く」を鍛えることになり、スピーキングと頭の使い方が若干異なります。

必ず、自分で「関係代名詞の主格」を使って「話ししたいアイデアを出し→言語化し→話す」これを繰り返し行ってください。

想像してみてください

✔︎100問、関係代名詞の問題を解いたあとの自分
✔︎100文、関係代名詞の文章をスピーキングの頭の使い方で作った自分

上記、どちらが関係代名詞で話せるようになっていると思いますか?

間違いなく2ですよね。

例:単語
単語も文法と全く同じです。

例えば、planという単語を覚える際、必ず「スピーキング:アイデア→言語化→話す」を行ってください。

✔︎I am planning to study English.
✔︎My plan is to study English in Japan.

など、なんでもいいので「Plan」を使って文章を作ってください。

これが「使える」にアプローチする勉強法です。そしてこれが学習の軸になります。

6.Comfort Zoneを広げることが重要

Basic RGB
会話中、こんな経験したことありませんか?

①同じ単語、表現ばかり使ってしまう
②表現が少ないため長く話すことができない。
③自分の使える単語・表現のなかで話す分には不自由しない

基本的にこのような「自分が使える単語、表現」を「comfort zone」と呼んでいます。

comfort zone内で話すのはとても気持ちが良いです。自分が話せていると思えるから。

しかし、スピーキングを伸ばすには、「comfort zone」を広げることが必要です。

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※実線の範囲を広げる必要あり。

「使える」にアプローチする勉強法は、まさにこの「comfort zone」の外枠にアプローチする勉強法です。

使える単語・表現が増える=「comfort zone」が広がるということです。

「使える」にアプローチする勉強法を実施することで効果
①文法+単語がそれぞれ使える(スピーキングで使える)レベルまで到達させることができる
②スピーキングの回路が頭に出来上がる
③英語が伸びた!と実感でき、学習を継続できる
④話せる文章は、「書ける+聴ける+読める」ため、全てのスキルを向上させることができる。
⑤comfort zoneが広がる

7. 英会話スクールにいっても伸びない理由

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英会話スクールにいってもなかなか思ったような成果があがらない。そんな経験をしてる人がたくさんいます。

英会話スクールで英語が伸びない理由は簡単です。

それはレッスン時間が仮に25分ある場合、ほとんどの時間をこの「comfort zone」内で話してしまい、肝心な新しい表現などを使う時間が少ないのです。

「comfort zone」で話ししてると、気持ちがいいので「勉強をやった気」になります。

しかし、前述した通り、スピーキングを伸ばすためには「comfort zone」を広げる必要があります。
仮に25分の英会話レッスンで5分しか「comfort zone」を広げる時間がなければ、5分しか英語力を伸ばす勉強をしていないことになります。

1週間に2レッスン受けてる人の場合、5分+5分で10分しか「comfort zone」を広げる勉強をしていません。こんな少ない時間では当然スピーキングは伸びませんね。

であれば、英会話スクールに投資している25分を「使える」にアプローチする勉強法に使えば、25分間すべて「comfort zone」を広げることに時間を使えます。

どう考えても費用対効果が高いのです。スピーキングは独学のほうが良いのです。

8.英語取得までのロードマップ

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①文法を「使える」にアプローチする勉強法で覚える
②単語を「使える」にアプローチする勉強法で覚える
③自分にトピックを与えて、独り言をする

上記を軸に勉強を実施します。

この勉強をするだけで、スピーキング力は確実に伸びます。

そしてスピーキングができる文章は、リスニングもリーディングもライティングも全てできます。

要はこれだけで全てのスキルを伸ばすことができるのです。

他はやる必要はありません。
※1日何時間も勉強できる時間があるなら他の勉強もぜひどうぞ。