少し前、こんなニュースが発信されていました。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が今後10年程度で過去最大となる1万人規模の人員削減を検討していることが分かった。超低金利の環境下で収益性が低下する中、金融と情報技術(IT)を融合したフィンテックで業務合理化を進め、店舗の閉鎖や軽量化などによって余剰人員削減につなげる方針。MUFGの社員数は世界で約14万7000人おり、約7%の人員カットとなる。出典:Bloomberg

そうです。メガバンクの大幅な人員削減の話です。

わたしは学生と関わる機会が多く、就職関係の相談もよく受けています。

相談がある方はこちらまで

そこで、よく耳にするのが「安定」という言葉です。

そして、この「安定」という言葉に紐づく職業の中に含まれているのが、「銀行」です。

「メガバンク」に就職すれば、安定した人生が送れるに違いないという思いから、「安定」という言葉に取り憑かれた学生はメガバンクへ就職をするのです。

安定した職と思われた銀行職員

安定した職と思われた銀行職員

「安定」と思われていた銀行職ですが、冒頭でもお伝えした通り、大規模な人員削減を行う話が浮上しました。

これで、皆が安定していると思っていた銀行も、クビになる可能性があることが明らかです。

少し前、いや現在も、メガバンクに内定が決まった!というと、従来の「安定志向」を持った親御さんは、涙が出るほど嬉しかったに違いありません。

しかし、この感動も近い将来失われるでしょう。どの職業も、不安定のグループに仲間入りしたのです。

世界が大きく変わっている

世界が大きく変わっている

世界は大きく変わっています。テクノロジーの発達・テクノロジーの発達により、ボーダレスになった世界。

今まで不可能だと思われたことも実現可能になりました。単純作業の仕事は確実に減少しています。よくAIが人の仕事を奪うといいますね。

当然、その現象は起きますが、今現在でも、データ入力・ミスがないかのチェックなど、単純作業はどんどん海外、要は人から人へも流れているのです。

総務部や経理部伝票仕訳などの単純作業なんかは、ベトナムなど東南アジアにすべて外注。

ベトナムなんかは日本語スキルも高く、コストも安く、アウトソーシング先として非常に魅力的です。

そう考えれば、「代わりがいる仕事には価値がない」「価値がないなら低賃金でいい」となります。

簡単にリプレイスができる仕事は、当然次の流れである、AIからもどんどん仕事を奪われるでしょう。

■配達ロボットの進化

配達ロボットの進化

■人口知能弁護士が出現

また、AI以外だけではなくシェアリングエコノミーが仕事を奪うこともあります。

結局、安定とはなんなのか?

結局、安定とはなんなのか?

では、結局安定とはなんなのでしょうか?従来型の安定とは、外部環境に頼った安定です。「大きな会社は倒産するはずがない」「人員削減などするはずがない」という言葉を信じるものでした。

しかし、今回のメガバンクでの人員削減。そして、記憶に新しい、シャープや東芝問題。これによって、従来型の安定は完全に崩れ去ろうとしています。

では現代型の安定とはなにか?それは、外部環境に頼ることなく、自らが稼ぐ力を身につけることです。

誰もあなたを助けてくれません。あなた自身に価値を見出し、リプレイスが効かない価値を生み続けていくしかないのです。今は個人が立つしか方法はないのです。

自ら立つ時代へ

自ら立つ時代へ

世界はとてつもないスピードで変化しています。わたしたちはこんな激しい時代に生まれました。

もう外部環境(会社や他人)に安定を求める時代は終わりました。価値を生み出すのは自分しかいません。

孤独かもしれませんが、着々と自分の力をつけ、自分という価値を高めていくことに集中しましょう。

フリーランスという働き方がいいという訳ではありませんが、自分が稼ぐ力をつけることができればもっと自由な働き方も可能です。

とにかくこれからの合言葉は、外部環境に寄りかかるな!自立しろ!です。